Deutschland - ElfenbeinküsteDeutschland – Elfenbeinküste / achimh

「グリュックヴンシェ(おめでとう)、ウッシー!!」

「ウチダ」の「チ」をうまく発音できないと言われるドイツ人のファンたちは、きっとこう叫んだことだろう。

我らが誇る内田篤人「ウッシー」が、UEFAチャンピオンズリーグ・ベスト4に続いてドイツの地に確かな足跡を刻んだ。
ドイツカップ「DFBポカール」優勝という結果を残し、内田は記憶だけでなく、記録に残る選手となったのである。

「ウッチー」の手にした成果

ただしこの決勝戦、先発メンバーのリストに内田篤人の名前は無かった。

1年半の間、Jリーグからワールドカップを経て、ブンデスリーガでフルシーズンを戦った内田の肉体は、疲労の極限に達していたそうだ。
大事をとって内田はベンチスタートとなり、与えられた出場時間はわずか9分間に留まる。

それでも優勝の瞬間にピッチに立っていたことは、内田にとって小さくない意味を持つだろう。

決勝は内田の所属するシャルケ04と、2部リーグ所属の MSVデュイスブルクとのカードになった。

試合は決勝戦らしく、お互いが様子を見合う慎重な立ち上がりを見せる。
それでも実力上位のシャルケが徐々にペースを握り始めると、 18分にはユリアン・ドラックスラーのミドルシュートで先制。
続く 22分にはクラース・ヤン・フンテラールが決めて 2-0。
さらに前半に1点、後半に2点を追加して、シャルケが 5-0と格下相手にその風格を見せつけた。

内田篤人が登場したのは、5点差となった後の 81分。
試合は既に結果が見えていたし、内田も9分間の出場では際立った活躍を見せられたわけではない。

しかしこのタイミングでサイドバックの内田を投入したことは、おそらくラルフ・ラングニックから内田へのねぎらいの気持ちが込められていたのではないだろうか。

シャルケ加入当初はディフェンス面での拙さを露呈し、何度もピンチの火種となってしまった内田も、この1年間で見違えるほどの成長を遂げた。
シーズン途中からは不動のレギュラーに定着し、チャンピオンズリーグでもベスト4進出の原動力の1人となる。

苦難を乗り越えて手に入れたドイツで最初のタイトルは、鹿島アントラーズでタイトルを総ナメにした内田にとっても、また格別の味わいだったに違いない。
その最後の瞬間に内田がピッチに立っていたことは、僕も日本のファンとして誇らしい気持ちを覚えた。

つかの間の休息を経て、来シーズンから内田篤人はまた過酷な競争にさらされるだろう。

しかし今は、1シーズンの戦いの末に勝ち取ったこのタイトルの喜びに浸っていい時だ。
そして1年間、内田篤人を追い続けてきたファンの一人として、僕も彼の手にしたこの優勝を讃えたいと思う。

「おめでとう、ウッシ…、いや、ウッチー!!」と。

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