A Bee on Yellow Flowers
A Bee on Yellow Flowers / Namibnat

ヤングなでしこ、4発で好発進!!

というわけで、「お得意様」のメキシコを相手に 4-1と完璧に近いスタートを切った、U-20日本女子代表 “ヤングなでしこ”。
後半ロスタイムにセットプレーから1点を献上してしまったことを除けば、ほぼ理想的な初戦だったと言えるだろう。

このメキシコ戦、何と言っても良かった点は、猶本光、横山久美、田中陽子というチームの中心選手たちが揃ってゴールを決めたことに尽きる。特に、ノートラップのミドルシュートをゴール左隅に決めた猶本光の2点目と、壮行試合のカナダ戦と全く同じような角度から、対角のゴール右上隅に決めた横山久美の3点目は、なでしこジャパンの試合でもなかなかお目にかかれないようなファインゴールだった。

この世代はU-17の頃からミドルシュートの意識が非常に高かったけれども、最近では男子も含めてミドルシュートから得点を狙うことは世界的な潮流になっている。また、体格で劣る日本が大柄な外国チームのディフェンスに穴を開けるためにもミドルは有効なはずなので、この武器にはぜひとも磨きをかけていってほしいところだ。ちなみに田中陽子もミドルの名手なので、今大会はミドルシュートが日本の大きな得点源の一つになりそうだ。

そしてキーマンたちが得点をしたことで、ヤングなでしこの勢いも、さらに上向きになることが考えられるだろう。

ヤングなでしこ、『100点満点』の開幕戦

初戦で快勝したことで、日本のグループリーグ突破はかなり展望が開けてきたと言えそうだ。
今回、日本と同じグループAに振り分けられたのはメキシコとニュージーランド、スイスという顔ぶれ。ちなみにニュージーランド VS スイス戦を見た限りでは、どちらのチームも技術は高くないけれど大柄な選手を揃えた「古典的なチーム」という印象だった。ただし日本は大会前のテストマッチで、ニュージーランドやスイスと同じタイプだけど実力では上回るアメリカやカナダに良い試合をしているので、油断をしなければニュージーランド、スイスを抑えてグループ首位で決勝トーナメント進出の可能性は高そうである。

次の日本のゲームは水曜日のニュージーランド戦になるけども、ニュージーランドは初戦のスイス戦に勝っているので、強豪の日本相手には守備を固めて引き分け狙いで来ることも考えられる。日本としても引き分けで特に問題ないゲームだけども、首位通過を狙うのであればキッチリと勝っておきたいところだ。

ニュージーランドはメキシコに比べればかなりディフェンス力は高いはずなので、大柄なディフェンス陣をどう崩すかがポイントになってくる。そこで鍵になるのが、やはり日本の武器であるミドルシュート、そしてセットプレーになってくるのではないだろうか。
また、メキシコはディフェンスがゆるゆるで中盤に広大なスペースがあったため日本が好きなようなプレーすることができたけれども、もっと強い相手と戦う場合には、より組織的な崩しが必要になってくるだろう。このメキシコ戦では浜田遥、中村ゆしかの両サイドバックのオーバーラップがやや控えめだったように感じられたけれども、今後はこの2人がガンガン攻め上がっていくシーンをたくさん見てみたい。そして、メキシコ戦ではそつなくポストプレーをこなしていた道上彩花が、より強い相手にも同じように仕事をこなせるかどうか、も重要なポイントになってくると思われる。

それにしても日本開催のワールドカップの初戦という大事な試合で、役者がそれぞれ結果を出して白星スタートを切ったことには、個人的には100点満点をあげたい。

約5万人収容の宮城スタジアムで9,542人の観客はスタンドがちょっと寂しく見えてしまったけれども、テレビ視聴率は10.4%と2桁の大台に乗せたようだ。
そして初戦の快勝劇でこのチームの魅力を一般にアピールすることはできたはずなので、大会を通じて注目度は上がっていくのではないだろうか。もし決勝まで勝ち進むことができたとすれば、昨年のワールドカップでのなでしこジャパンのように、「ヤングなでしこ旋風」が日本列島を席巻することも夢ではない。

特に、このチームはなでしこジャパンよりも攻撃的で、”見ていて楽しいサッカー” のできるチームである。
監督の吉田弘はアマチュア時代の日本サッカーリーグで2度の得点王に輝いたこともある名選手で、監督としても攻撃志向が強い。吉田監督が率いた2008年と2010年のU-17代表はどちらも得点力が高く素晴らしいチームで、それぞれ世界大会でベスト8、準優勝と結果も残し、世界から絶賛された。
僕はなでしこジャパンから佐々木監督が退任する場合はぜひこの吉田監督に後任の指揮を執ってほしいと思っているのだけれど、この大会はそんな「吉田サッカー」を通じて、ヤングなでしこの魅力を世間に伝える大きなチャンスだと思う。

なでしこジャパンがワールドカップ、オリンピックでの活躍で火をつけた「女子サッカー熱」。

それをさらに加熱するためにも、このU-20ワールドカップでの、ヤングなでしこの大活躍に期待したい。

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