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サッカーブログ|No Football , No Life

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Written by ハマジ

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ナビスコカップ決勝は柏レイソルが浦和レッズを下し、14年ぶり2度目の優勝に輝きました。
柏のネルシーニョ監督はこれで、就任以来J2、J1、天皇杯、そして今回のナビスコ杯と4シーズン連続のタイトル獲得。
それまでは99年のナビスコ杯での優勝以外にタイトルの無かったチームに、まさに革命をもたらしたと言えます。

ネルシーニョ監督率いる柏レイソルの強さの秘密は、いったいどこにあるのでしょうか?

レイソルが見せた「勝負強さと泥臭さ」

レイソルの強さを僕が一言で表現するとしたら、やはり『勝負強さ』が一番しっくり来るでしょう。

実力派外国人のレアンドロ・ドミンゲスやジョルジ・ワグネル、日本代表でエースストライカーの工藤壮人など突出した選手たちも擁していますが、この日に対戦したレッズのようなスター軍団というわけではありません。
かと言ってイビチャ・オシム監督時代のジェフ千葉のように斬新なスタイルがあるわけでもない。
それでも、毎年必ずタイトルを手中に収めてくる。

かつての黄金時代の鹿島アントラーズ等にも感じられた「しぶとさ」が、今のレイソルからも感じられるような気がするのです。

そしてこの日は、そんなレイソルの強みが存分に発揮されたゲームとなりました。

前半ロスタイムにエース・工藤の完璧なヘディングシュートで先制すると、後半は総攻撃を仕掛けてくるレッズを、体を張った「全員守備」でブロック。
虎の子の1点を45分間守り抜き、レイソルが見事に優勝カップを手に入れます。

同時にこの試合、僕は敗れた側の浦和レッズに、どことなく日本代表の姿を重ねて見てしまっていました。

個々の技術は文句なく高い。
パスワークなどのコンビネーションもハイレベル。
しかし、相手にゴール前を死守されると、途端に攻め手を失ってしまう。

レッズはこの日、タレントの豊富さという優位性を活かせないまま最少得点差で競り負けました。
それが何となく、最近の日本代表の姿に似ているように思えてしまったのです。

この日、レッズの攻撃で最も効果的だったのが原口元気のドリブル突破だったように、泥臭いサッカーをしてくる相手には、より一層、強引にでもゴールを奪いに行く姿勢が必要だったのかもしれません。

同時に柏レイソルの見せてくれた「泥臭いけれども勝負強いサッカー」は、今の日本代表に欠けているものを、見事に体現してくれているようにも感じられたのでした。

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Allianz Arena, Munich
Allianz Arena, Munich / StartAgain

ええ、深夜ですが観戦いたしました。目をこすって観させていただきました。

試合前にちょっと仮眠をとっておこうかな…とも思ったんですが、「すべらない話」を観てしまってタイミングを失いました。
ちなみに『亀のクラッシュ ディズニーシー』で思わず検索してしまった人は、僕だけではなかったことでしょう。。

そして試合のほうですが、アウェーで2-4の敗戦というのはまあ仕方がないかなと思います。
正直、17分に1点目を獲られた時には、それ以上の大敗も覚悟していたくらいです。
いつも通りにドイツの圧力に圧倒され、ディフェンスの間合いを詰め切れないまま中盤を制圧され、立ち上がりは防戦一方の展開。

むしろ、そこから2度のビハインドを2度追いついたことのほうに驚いた気持ちが強いです。

特に圧巻だったのは、やっぱり1ゴール1アシストの大儀見優季でしょう。
日本は個々の能力でドイツに完敗していましたが、それでも大儀見だけは、ドイツも含めたピッチ上の全選手の中でもトップクラスのプレーを見せていたと思います。
ドイツのディフェンダーたちが複数でプレスに行っても止められない、圧倒的な強さと存在感。
ワールドカップ以降の大儀見の成長ぶりは、本当に眼を見張るものがあります。

ビッグタイトル獲得が条件にはなりますが、澤穂希の次にバロンドールを獲得する日本人は、ひょっとしたらこの大儀見優季になるのかもしれません。

それでも4失点のディフェンス陣には課題が残りました。特に中盤、ボランチの位置でほとんどプレスがかけられなかったことが致命的でした。
ただ思い返せばこれまでも、ドイツやアメリカと戦う時はいつもこんな展開だったとも言えます。
決めるところで決められてしまうとこれくらいのスコアにはなるということですし、逆に全ての決定機を決められていたら、もっと差を付けられていたかもしれません。

なので、ディフェンスに関してはある意味では「想定内」の結果だったとも言えるでしょう。

それよりも僕が腑に落ちなかったのは、佐々木則夫監督がそういった課題に対して、これといった対策を講じてきていないように見えたことでした。

雨空の下の “もやもや感”

次のなでしこジャパンの大きな目標である、ワールドカップ・カナダ大会まではあと2年です。

これは「あと2年ある」とも言えますが、個人的には「もう2年しか無い」と考えてしまいます。
この日のドイツとの間に感じた差は、おそらく澤や近賀、鮫島が復帰しても簡単には埋まらないものでしょう。
それを埋めるのに、2年という時間は決して多くはないと感じているからです。

しかし、この日も佐々木監督はメンバーを大きくは変えてきませんでした。
目を引いたのは宮間あやを澤穂希が務めていたボランチのポジションに起用したことくらいで、マイナーチェンジの域は出ないものだったように思います。

それに対してドイツは、2年前のワールドカップで日本に敗れて以降は積極的な世代交代を推進。
この試合の先発メンバーにも、昨年のU-20ワールドカップ準優勝メンバーのジェニファー・マロジャンやレナ・ロッツェンなど、2年前には居なかった選手たちが名を連ねていました。

だから日本も昨年のU-20のメンバーを起用するべき…とは言いませんが、それより少し上の世代にも才能あふれる選手はいます。
特に解せなかったのは、このヨーロッパ遠征の2試合を通じて、若手の筆頭株である岩渕真奈が、合計で6分強しか使われなかったことです。

なでしこリーグではまだコンスタントな活躍を見せてはいないU-20世代と比べて、岩渕は昨シーズンまで所属した日テレ・ベレーザではエースとして君臨し、カップ戦優勝の原動力にもなっています。
さらに昨年末からはドイツのホッフェンハイムに移籍して、チームの1部昇格にも貢献しました。

将来的には間違いなくなでしこジャパンの中心メンバーになるであろう岩渕を、ここで使わなかったらいつ使うの?と僕なんかは思ってしまうのですが、この日も岩渕より先に起用されたのはベテランの丸山桂里奈のほうでした。

この堅実な采配を見る限り、佐々木監督はこの試合で「勝ち」に行ったのかもしれません。
もちろん試合であれば勝ちに行くのは当然なのですが、しかし親善試合であることを考えると、ある程度勝負は度外視してでも、将来を見据えたチームづくりの場とすることも重要になってくるのではないでしょうか。

それでも佐々木監督はこれまでと同じようにベテランを重用し、これまでと同じような負け方で負けました。

結局このヨーロッパ遠征の収穫は何だったんでしょうか?

佐々木監督は、どんな目的を持ってこの2試合に臨んだんでしょうか?

そんな疑問に対する答えは、この試合のようにスッキリしなかった、ドイツの雨空の中に消えていってしまったようにも思えます。

そして、後に残された “もやもや感” だけが、今でも僕の頭の中をグルグルと回っているのです。

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