こんにちは。はまじです。
昨日で8月も終わり、夏の終わりが感じられる季節になりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私は夏の終わりのこの時期に、昔ほど寂しさを感じなくなりました。
それは、昔の夏は「ほどよい暑さ」だったため「夏だ〜〜!!」と爽快感を伴うものでしたが、
いまの夏はあまりの暑さのために、「夏か…」と、おみくじで末吉を引いてしまった時のように、いささか微妙なテンションが生まれるものになってしまっているからでは、と思っています。
ちなみにそれをうちの奥さんに話したところ、
「ただ歳とったからじゃない」
とクールなカウンターパンチを浴びた、2019年の夏でした。
さて。
ところでこのブログを読んでいただいている皆さんは、おそらくサッカーに多少なりとも興味がある、または興味が出てきたというような方だと思います。
当ブログはタイトルからしてゴリゴリのサッカーブログなので、サイトを訪れたきっかけは十人十色だと思われますが、「サッカーに興味があり」、「何かしらサッカーの情報がほしくて」このブログを読んでいただいているものと察します。
そこで今回は改めて、私がサッカーのブログを書く目的を掘り下げてみたいと思います。
サッカーが世界で人気の理由
ところで皆さん、突然ですが、サッカーは好きですか?
と言っても、サッカーが嫌いな方はおそらくこのサイトは訪れないと思われますので、皆さん高須クリニックの院長ばりに、高らかに『YES!』とお答えいただいたことでしょう。
ええ分かります。わたしもサッカーが大好きです。
ちなみにサッカーは、世界で最も人気のあるスポーツと言われています。
世界には現在、合わせて200を超える国と地域がありますが、その中でサッカーが人気の無い国はほとんどありません。
30年ほど前までは日本やアメリカなどの経済大国が『サッカー不毛の地』と呼ばれていましたが、
いまはそれらの国にもプロリーグが整備され、サッカーは高い人気を誇るようになっています。
しかし私たちはなぜ、こんなにもサッカーが好きなんでしょうか?
そこには色々な理由があると思われます。
そこで今回は私なりに、『サッカーの魅力』を考えてみました。
もし
・「サッカーに興味が出てきたけど、まだ好きってほどじゃない」
・「サッカーの面白さがよく分からない」
という方がいたら、ぜひ参考にしてみてください。
- 私が考える「サッカーが世界で人気の理由」
-
- ・ボールとゴールがあればプレーできる
- ・小さい子どもから大人までプレーすることができる
- ・女子でもプレーすることができる
- ・ストリートから広いピッチまで、いろいろな場所でプレーできる
- ・2〜3人から20人以上まで、人数が多くても少なくてもプレーできる
- ・やっても楽しい、観ても楽しい
- ・メッシやロナウドなど、世界的なスーパースターが数多く存在
- ・白人、黒人、アジア人など、人種を問わずスター選手が生まれてくる懐の深さ
- ・国によってそれぞれ違ったサッカースタイルがある、バラエティーの豊富さ
- ・サッカーを通じて、各国の文化や歴史を知ることができる
- ・常に戦術が進化していて、それを分析する面白さ
- ・プレーがダイナミックかつスピーディーで、観ていて迫力がある
- ・テクニックやアイディアなど、アーティスティックな面での面白さもある
- ・得点があまり入らないため、一点が入った時の高揚感がハンパない
- ・最大10万人程度までの大観衆が、一度にスタジアムで観戦することができる臨場感
- ・一緒にプレーする人同士、一緒に応援する人同士が仲良くなれるコミュニケーションツールとしての魅力
- ・世界中にクラブチームが存在し、「地元チーム」を応援する楽しさがある
- ・ワールドカップという世界最大のスポーツイベントの存在
- ・産業革命期に世界をリードしていたイギリスで生まれたスポーツなので、世界中に広まったという歴史的な理由
などなどです。
まだまだ他にもあると思いますが、とりあえず私がパッと思いついたのがこれらになります。
このように色々な理由が考えられるわけですが、総じて言えるのは、
「サッカーは楽しい」という事ではないでしょうか。
観るのも楽しい、やるのも楽しい。
それなら人気が出るのも当然ですね。
日本のサッカー人気の現在地
しかしながら、サッカーが世界中で人気と言っても、
まだ国によってその人気にはバラツキがあるのも事実です。
ブラジルやイタリア、スペインのように、サッカーがなかば宗教のようになっている国、
ドイツやイングランドのように巨大なエンターテインメントコンテンツになっている国もありますが、
日本やアメリカのようなサッカー新興国の場合、まだその人気は限定的だと言えます。
ここで本題に戻りますが、私がこのサッカーブログを書く目的は、
「日本でサッカーを、さらなる人気スポーツにしたい」から
というものです。
Jリーグは今年で26年目のシーズンを迎え、
現在ではJ1からJ3まで合わせて55チームが存在。
2018年の総観客動員数は970万人を超え、J1の1試合ごとの平均観客動員数は18,227人で世界第12位となっています。
- 【出典】
- https://news.yahoo.co.jp/byline/murakamiashishi/20181205-00106618/
- https://www.football-zone.net/archives/182806
この数字を見ると、Jリーグは世界でも上位の人気サッカーリーグに成長していることが伺えます。
また、国内での部活動の競技人口も、男子サッカーは中学・高校ともに1位となっており、
日本でもサッカーは屈指のメジャースポーツの1つであると言えます。
しかし、サッカー大国と呼ばれるような国と比べた時、日本のサッカーはまだまだ発展途上だとも考えられるのではないでしょうか。
各国リーグの1クラブあたりの平均収入を比べると、
Jリーグは1クラブあたり約35億円、
イングランド・プレミアリーグは1クラブあたり約356億円と、
実に10倍の収入差がついています。
さらに言えば、日本ではまだサッカーの話題が「一般人の関心事」になっていません。
誰もがサッカーの話題をする時があるとすればワールドカップの日本戦の前後くらいで、
4年に1回のワールドカップの時以外は、サッカーにほとんど関心がない人も少なくないでしょう。
Jリーグの観客動員数は着実に増えて行ってはいますが、それでも現状ではサッカーは
「数ある娯楽の1つ」に過ぎず、「一部のサッカー好きな人たちが楽しんでいるもの」
という位置づけなのではないでしょうか。
もちろん日本は先進国であり、娯楽が多様化しています。
その中で1つのスポーツが圧倒的な人気を集めることは簡単ではなく、
今後はますます娯楽の細分化が進むことも考えられるため、
今の立ち位置から大きく変わることは、少なくとも近い将来的には無いのかもしれません。
しかし私は、たとえ長い年月がかかったとしても、
サッカーを日本でより人気のスポーツにしていきたいと思っています。
それは、単純に私がサッカーが大好きだというのもありますが、
サッカーには前述したような魅力がたくさんあるからです。
世界の人々を魅了する力がサッカーにはあるのだから、
日本の人々にもその良さはもっともっと伝えられるのではないか。
私はそう考えています。
そして、その魅力の先にあると私が信じているのは、
「サッカーを通じた、より楽しい人生」です。
おわりに
もう一度書きますが、世界の人々はなぜ、そんなにもサッカーが好きなんでしょうか?
それは先に挙げたような色々な理由が考えられますが、
彼らはその先に、「楽しい人生」を感じているのではないかと私は思っています。
毎週末のリーグ戦で、ひいきチームの勝ち負けに一喜一憂する。
または、仲間たちとサッカーの試合で汗を流す。
そして、子どもと父親、祖父が、3世代でサッカーの話題に興じる。
そのサイクルが、世界の多くの人々にとって、「楽しい人生を送る基盤」になっているように感じています。
そして私は日本でも、そのような文化が根付けば良いなと思っています。
私なりの言い方をすれば、このサッカーブログを通じて私が達成したい目的は
“サッカーを通じて、より楽しい人生を”
これを、日本の多くの人に感じてもらいたい、ということです。
そのためには、1人でも多くの人に、サッカーの魅力を知ってほしい。
当ブログが、その一助になれれば幸いです。