サッカー選手に怪我はつきものである。

接触プレーでの怪我が多いのはもちろんだけど、時として接触のない場所での怪我、自動車で言えば「単独事故」のような怪我が起こる事もある。

そしてかつてのロナウドやマイケル・オーウェンがそうだったように、この種類の怪我は重傷になりやすい。

今回デビッド・ベッカムを襲ったのも、同じようなタイプの怪我だった。

セリエAでのキエーヴォ・ヴェローナ戦。

ベッカムは何も無い場所でボールを蹴ろうとして、左足のアキレス腱を断裂した。

全治は6ヶ月。

ワールドカップは3ヶ月後だ。

さすがに今回ばかりは、奇跡は起こりそうもない。

白馬に乗ったサッカー小僧、デビッド・ベッカム、デビッド・ベッカム

この怪我の遠因には、ベッカムがL.A.ギャラクシーに所属しながら、オフシーズンにはACミランでプレーを続けたことによるハードワークが指摘されている。

ベッカムがミランでプレーするのは2年連続。
MLSと合わせると、実に丸2年間まともに休んでいなかった事になる。

かつて日本代表の都並敏史が、93年のアメリカワールドカップ予選前に、左足首に大怪我を負ったことがある。
この時も、オフシーズンに十分な休みを取らずにプレーを続けたことによる、疲労骨折が怪我の原因となっていた。

その時都並は32歳、そしてベッカムは、この5月で35歳になる。

日韓ワールドカップの際には「白馬の王子様」とも比喩されたベッカムは、プレーの面以上に、華やかなルックスや私生活の点で語られる事が多い。

しかし僕には、本来の彼の姿は、街角で夢中にボールを追いかけているサッカー小僧たちと、何も変わらないように思える。

だって心底サッカーを好きでなければ、あんなに正確無比なキックを蹴れるようになる訳がないではないか。

怪我をする以前にベッカムは、南アフリカ大会だけでなく、39歳で迎える2014年ワールドカップにも出場を目指していると語っていた。
その姿は、同じように43歳になってもワールドカップの夢を追い続ける、三浦知良のそれと重なる。

そうだデビッド、南アフリカが無理でも、4年後があるじゃないか。

39歳で、本気でワールドカップ出場を目指すと言えば、たぶん人々は笑うだろう。
でも、笑われたっていいじゃないか。

僕は彼が、再びピッチに戻ってくることを信じている。

そして、いつまでも夢を追い続ける「白馬のサッカー小僧」のプレーがもう一度見られる、その日が訪れることを、僕は願ってやまないのだ。

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