さあ!ついにこの日を迎えました!
僕にとって5回目のワールドカップが、いよいよ始まろうとしている。

タイトルにも書いたとおり、今回は直前スペシャル?として優勝国大予想(と言えるほど大したものじゃないけど)を行いたいと思います。

ところで本題に入る前に、日本代表のトゥーリオ選手について。

先日のコートジボワール戦で、相手のエース・ドログバ選手を骨折させて世界的な大騒動を巻き起こしたトゥーリオについて、このブログでは「ドログバに謝罪してほしい」という意見を書かせていただいた。
そして昨日、トゥーリオが謝罪の手紙をドログバに送付することを希望しているとのニュースが流れた。

これはとても良いことだと思う。僕が大沢親分なら0コンマ00001秒のスピードで「アッパレ!」をあげていただろう。
故意ではないにせよ大怪我を負わせてしまった以上、相手に謝罪の意を伝えることは必要だと思う。

いまの日本代表は強いとは言い難いけども、仮にも「サムライブルー」を名乗っているのだから、日本の誇りだけは忘れて欲しくない。

その意味で、トゥーリオの見せた姿勢はとても大切なことだと思った。
これでケジメをつけて、スッキリした気持ちで本番に臨んでほしいと思う。

南アフリカワールドカップ、優勝するのはどのチーム?

ではいよいよ本題に入りたいと思います。

この2010年南アフリカワールドカップで、優勝するチームはどこだろうか?

僕の予想する優勝国はズバリ、「サッカーの母国」イングランドである。
理由はいくつかあるのだけど、まずは最後の優勝から既に44年がたち、そろそろ勝ってもいいんじゃないかな?と思うこと。
そして世界最高峰のプレミアリーグで揉まれるタレントを多数抱え、中盤にはスティーブン・ジェラード、フランク・ランパードといった世界的名手を擁し、守備の要にはジョン・テリーが健在である。
さらにはウェイン・ルーニーという切り札も抱えている。
デビッド・ベッカムやリオ・ファーディナンドといった主力選手の欠場が相次いでいるのが気がかりだけども、もともと選手層は薄くない。
代役の選手たちも穴を埋められると思うし、主力選手の離脱を逆に結束力に変えていくことができれば、チーム力は維持できるのではないかと僕は見ている。

これらの材料が優勝の理由として挙げられるけれども、最大の根拠はファビオ・カペッロが監督をやっていることである。

カペッロは、これまで指揮をしたほとんど全てのチームでリーグ優勝を達成している、言わずと知れた「優勝請負人」。
これまでもいいところまでは行くものの、肝心なところで勝負弱さに泣いてきたイングランド代表にとって、カペッロの存在はその課題を克服するための最大の補強だと言ってもいいだろう。

余談ながら僕は、カペッロが母国イタリアではなくイングランドの監督に就任した時、この人はつくづく頭の良い人だなと思った。
クラブであらゆるタイトルを取り尽くしたカペッロは、数年前から代表チームを率いる意思を明らかにしていたものの、出身国のイタリアはその後、マルチェロ・リッピ監督のもとで24年ぶりにワールドカップ優勝に輝くことになる。

カペッロにしてみれば、このタイミングでイタリア代表監督に就任することは何のメリットも無かった。
仮にワールドカップで優勝したとしてもリッピと同等の評価を受けるだけ。もし負けようものなら、「リッピのほうが上」とのレッテルを貼られかねない。
そんなリスクを冒す必要が全くないことから、僕はカペッロの代表監督就任は難しいだろうなと思っていた。

ところがその2年後、カペッロはイングランド代表という「サプライズ」の形で、念願の代表監督に就任する。
イングランド代表は、カペッロにとってはベストとも言える選択だったように思う。

44年間ワールドカップ優勝から遠ざかっているイングランドなら、少なくともベスト4以上の成績を挙げれば充分に成功だと言えるだろう。
仮に優勝でもしようものなら、24年ぶりに優勝を果たしたリッピのイタリア以上のインパクトを得れると言ってもいい。
しかもイングランドは06年ドイツ大会で「ゴールデンエイジ」と呼ばれたほどの選手層を誇った、タレントの宝庫である。
カペッロの手腕を持ってすれば、イングランドで成功を収める確率はかなり高いと見ていいと思う。

こんな完璧に近いチョイスをしてしまうあたり、カペッロはやはり只者ではないな、と僕は感心した。
この、サッカーを知り尽くした監督の存在が、イングランドを優勝まで導くのではないかと僕は予想している。

スペイン代表を待ち受ける「ジンクス」とは

それではイングランド以外の優勝候補たちはどうだろうか。

下馬評で本命視されているのはスペインとブラジルである。

スペインは間違いなく良いチームだ。
バルセロナのスタイルをベースにしたポゼッションサッカーは、完成度だけで言えば世界一だと言っても過言ではない。

しかし昔からスペインを見続けてきた僕からすると、スペインはどうしても「本番で弱いチーム」との印象が拭えないのである。
これまでもスペインは、ワールドカップ予選で無敗記録を作っては、「無敵艦隊」と呼ばれたような時代が何度かあった。
しかしいざワールドカップ本大会になると、いつもベスト8で負けてしまうというのが恒例行事と化していたのだ。

もちろん現在のチームは史上最高級のタレント軍団だし、ユーロ2008の優勝で勝負弱さも払拭されたようにも思える。
しかしそれはそれで、今度は「ユーロで優勝したチームはワールドカップでは勝てない」というジンクスを乗り越えなければいけない(これまでこのジンクスを破ったのは74年の西ドイツだけ)。

またそもそも、ワールドカップは一番良いチームが優勝するわけではないことは、54年のハンガリーや74年のオランダ、82年のブラジルが優勝できなかったことからも証明されてしまっている。

スペインは確かに良いチームだけども、これらのマイナス要素を吹き飛ばすほどの、圧倒的な力を持っているとも思えないのである。

ブラジル代表に欠けている「スーパークラック」

それではブラジルは?

ブラジルはいつの時代もタレント揃いだ。
ドゥンガは代表以外で監督経験のない人物だったけれども、コパ・アメリカやコンフェデレーションズカップで優勝するなど結果は残してきている。

何よりも現役時代同様の堅実なチームの構築に成功し、安定感は抜群である。
今大会でもほぼ確実に上位まで進出してくるだろうし、個人的にはスペインよりも優勝の確率は高いと思っている。

しかしそれでも、ブラジルは優勝までは届かないような気もする。

ブラジルは過去5大会で優勝している。
その全ての大会で共通しているのは、「世界ナンバーワンのアタッカーを擁していた」ことである。

最初の3大会にはペレがいた。
ペレが不調だった62年大会は、ガリンシャがその穴を埋めた。
94年大会にはロマーリオがいたし、2002年にはロナウドがいた。
その全員ともが、当時で世界ナンバーワンクラスの “スーパークラック” たちである。
守備的と批判された大会でも、ズバ抜けた才能を持つスーパークラックたちが、試合を決定づける重要な仕事を果たしてきた。

しかし今大会のブラジルには、そこまでの突出した存在が見あたらないのである。

確かに3年前にバロンドールに輝いたカカーはいる。
しかしカカーは今シーズン、故障の影響で調子を落としているし、今では世界ナンバーワンの選手の座は、メッシやクリスティアーノ・ロナウドに譲ってしまった感もある。

堅実なブラジルは上まで登ってはくるだろうけど、最後には試合を決定づけられるスーパークラックの不在に泣くのではないだろうか。

優勝争いの大穴、オランダ代表

ちなみに僕が大穴だと見ているのがオランダだ。

オランダはこれまでスペインと同様に、「良いサッカーはするけども、優勝できない」チームの代表格だった。
しかし今大会は、少し雰囲気が違うように思う。

ワールドカップのヨーロッパ予選では、8戦8勝と文句のつけようのない仕上がりっぷり。
さらに僕は、本大会前のオランダのテストマッチもいくつか観たけれども、ほぼ隙のない、磐石なプレーぶりを見せつけていた。
その安定感とタレントの豊富さを考えれば、今度こそ優勝に手が届いたとしても不思議ではない。
かつてのヨハン・クライフほどの傑出したスーパースターはいないけれども、それをチームの団結に繋げることができれば、初優勝も見えてくるかもしれない。

優勝候補を追う伏兵たち

その他の優勝の可能性のありそうなチームを挙げるとすれば、アルゼンチン、ドイツ、イタリアあたりだろうか。

アルゼンチンは何と言っても、目下世界ナンバーワンの選手であるリオネル・メッシを擁している。
メッシ以外の顔ぶれを見ても、カルロス・テベスやディエゴ・ミリート、ゴンサロ・イグアイン、ハビエル・マスチェラーノなどの超豪華なスターたちを抱えるタレント軍団。

本来なら優勝候補の上位に挙げられても全くおかしくはないのだけども、ネックは監督のあの…マラドーナ…。
「戦術なき監督」に率いられたアルゼンチンだけに、実際には決勝戦まで行き着くのは至難の業だろうか。

それでも、奇跡を起こせるだけのメンツは揃っているとも考えられる。

ドイツはいつも手堅い。
ユーロ2008の準優勝国でもあるし、前回の自国開催ワールドカップではベスト4に入った。
もっと言ってしまえば、2002年ワールドカップでも準優勝に輝いている。
今回もかなりの確率でベスト8以上までは進出してくるように思う。

ただ、ドイツは大黒柱のバラックを大会直前の怪我で失った。
それによって完全に世代交代期に突入した感がある。
タレントは豊富ながらも軸が無いことを考えると、今大会での優勝は難しいように思う。

前回チャンピオンのイタリアも、優勝候補に名を連ねてくるだろう。
こちらも個々のタレント力は申し分ないのだけども、いかんせん主力の顔ぶれが4年前とあまり変わらず、チーム自体が高齢化してしまっているのが痛い。

ディフェンディングチャンピオンの意地は見せてくれると思うけれども、連覇への道は険しそうである。

アフリカ勢、活躍するのは?

あとは優勝までは届かないと思うけれども、初のアフリカ開催ということで、アフリカ勢の奮起が期待できるんじゃないかと思っている。

日本戦を観た限り、コートジボワールはかなりの実力を持っている。
ただ上位進出のためには、まずブラジル・ポルトガルとの「死の組」を勝ち抜かないといけない。ドログバの負傷はその意味でもかなりのハンデとなりそうだ。

あとはガーナも良いチームだ。中心選手のマイケル・エッシェンが欠場しているのが残念だけども、他の選手も質は高い。

ただ昨年の日本戦でも観られたように、後半に集中を切らす傾向があるのがネックになるだろうか。

そんな中で僕が密かに上位進出の可能性を感じているのが、開催国の南アフリカである。
もともと下馬評は高くはなかったけれども、ブラジル人のカルロス・アルベルト・パレイラ監督が復帰してからは、テストマッチ12試合で6勝6分けの負けなしと絶好調。
最後の強化マッチでは日本のライバルであるデンマークにも勝利した。

このままの勢いを保てれば、日韓ワールドカップでの韓国のように、ホームの利を活かしてのベスト4進出も夢ではないかもしれない。

個人的にもアフリカ勢の活躍を期待したい。

1ヶ月間の熱戦、いよいよ開幕

とまあ、無責任に予想をさせてもらったけれども、結果は1ヶ月後のお楽しみである。

ちなみに当ブログでは、ワールドカップ全試合観戦レポートを目標としています。
もちろん僕も仕事のある身なので、毎日3試合観戦 + レポートが続く日々は、控えめに言っても「地獄」かもしれないけれど、とりあえず限界まで頑張ってみようと思う。
觀る側も苦労すれば、そのぶん観終わった時の感動も格別だろうから…。

というわけで明日から1ヶ月間、お付き合いいただけると嬉しいです。

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